Sandoh

夜と朝の循環。
昨日が死に、今日が生まれる瞬間。
想いと実感が結びつく空気感。
日の出に合わせて開門する明治神宮の鳥居をくぐり、
まだ夜が残る杜へと進む。
この杜が自然の森ではないと知ったのはいつだったか。
100年先に自然の杜になるように見据えて作られたその杜の中で、
僕は確かにその思いを受け取った気がした。